朝晩と、だんだん涼しくなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか??
今回のレポートは、真夏の太陽のように明るく、夏の蝉のようにうるさい、私亀田(私の場合、一年中ですが…)が、夏休みを頂き、約10年前から憧れていた「イタリア」へ行ってきましたので、その報告です。
イタリアの歴史ある街並みや美術館、美味しいイタリアン料理などなど…お届けしたいと思いますのでお楽しみ下さい。
まず、イタリアに着き、一番初めに訪れた街は、
ローマ(ヴァチカン市国)♪
絵画ファンの方なら必見の場所です。ここの目玉は、何と言ってもヴァチカン博物館です(某アーティストもここの場所を訪れ、壁画を見て感動し、本気で画家として生きていこうと思った)などと言わせてしまうぐらいの場所です!!
最大の見どころは、システィーナ礼拝堂に描かれているミケランジェロの「最後の審判」とラファエロの間にある「アテネの学堂」、3大巨匠の内の2大巨匠のフレスコ画です。
フレスコ画法とは・・・フレスコは「新鮮」を意味するイタリア語です。西洋の壁画などに使われる絵画技法です。または、その技法で描かれた壁画のことを言います。壁に漆喰を塗り、その漆喰がまだ「フレスコ」である状態でつまり、生乾きの間に水または石灰水で溶いた顔料で描く技法です。やり直しが効かないため(失敗した場合は漆喰をかき落とし、やり直すほかない)、高度な計画と技術を必要とするのです。
特に、博物館の一番奥にある、システィーナ礼拝堂のミケランジェロ作の「最後の審判」は、見た瞬間、ハッ!!と息を飲んだぐらいでした。言葉も出ません。「これが!!500年前の絵画??今まさに描きあげましたと言ってもいいほどに、色鮮やかに壁一面、描かれていました。特に背景の美しい、ラピスラズリの青色なんて晴れ渡る空のように澄んだ色という感じでした。そして、壁に描いた絵とは思えないほどの人の立体感。ただ、ただ…口をポカーンと開けたまま時間が過ぎるのを忘れてしまうほどでした。」
「最後の審判」は・・・シクストゥス4世の甥にあたるユリウス2世は1506年、ミケランジェロに天井画の制作を命じました。この注文は彫刻家を自任するミケランジェロにとって必ずしも本意とするところではなかったのですが、ミケランジェロは、1508年にフレスコ画の制作を開始することになります。堂内に足場を組み、横になりながらの制作で、助手の手際が気にいらず結局一人で作業を続けていったそうです。そして、1512年に完成し、ミケランジェロの代表作のひとつになりました。
また、日本テレビの支援によって1981年から1994年までに修復作業が行われました。天井画・壁画は洗浄され製作当時の鮮やかな色彩が蘇ったのです。(日本が関わっているということが嬉しいですよね(*^_^*))
国全体で、500年前のアートを大事にする文化。500年間守り続けるなんて、素晴らしいですよね。とても言葉に言い表せないほどの感動が心に残りました。
もしもご興味があれば、“ヴァチカン市国の現地公認ガイド”が当ギャラリーには置いてありますので、お声かけ下さいませ。
あとは、ローマといえば、超有名な「トレビの泉」。「ローマの休日」などの映画に登場している”へ行き、記念撮影をしてきました!!言い伝えどうり、今度は素敵な人と…2人で行けるように、コインを2つ投げてきました。ちなみに、コインを1つ投げるとまた同じ場所へもう一度行けるそうです。
そして、余談ではありますが、この日の夕食は、現地のオススメのお店でボンゴレを頂きました。本場のパスタは、アルデンテで茹でておりまして、一口食べると口いっぱいに広がるシーフードの香りが何とも言えず…それに合わせた白ワインがとっても美味しかったです(^u^)
う~ん!!ボーーーノ!!
つぎは、映画「冷静と情熱のあいだ」の舞台にもなった“フィレンツェ編”をお届けしたいと思いますので、どうぞお楽しみにしていて下さいませ(*^_^*)