皆さん、こんにちは!!フジムラコンテンポラリーアートの冒険太郎、チェ・ヨンジンです。2009年10月17日から19日までの3日間、フジムラコンテンポラリーアートでは「第2回韓国ツアー」を企画、参加したお客様方々からたくさんの好評をいただき、楽しい思い出を作ることができました!!!
「秋色のサバイバル・アート&グルメ韓国ツアー」、今回の韓国ツアーのポイントをまとめたタイトルです。確かに今回の韓国ツアーにはハリウッド映画を彷彿させる自動車アクション、絵画・オブジェなどのアートの世界、伝統韓定食からB級グルメまで総網羅されたグルメなど、たくさんの楽しみを満喫することが出来たと思います。
これからその想い出の内容を皆さんにお伝えしたいと思います!
ツアー初日
私達を乗せた飛行機は無事に羽田を離陸、午後3時ごろ無事にキムポ国際空港に着陸しました。韓国ツアーが始まったのです!簡単に空港で記念撮影をして、ソウル市内に移動しました。
週末の、しかも午後のソウルの道路はどこも渋滞…隣の車線に割り込もうとする車とそれを許さない車の神経戦はまさにハリウッド映画の追跡シーンのそれでした。
結局予定を大幅に超えて着いた免税店でのショッピングはあっという間に終わってしまい(特に買いたいものも見つかりませんでしたが)、バスは2泊予定のホテル「ベストプレミア国都(コクトー)」へ移動しました。
ホテルはとてもきれいでした! リフォームしたばかりのオシャレな部屋のインテリアと綺麗なベッドは、一日の疲れを取るにはぴったりのところでしたが、私達はキム・ソングン先生との食事会の為に、すぐ部屋を出てロビーに再集合しなければなりませんでした。
再び渋滞の連続。まさに日本では滅多に経験することのできない異文化の体験です。大きな駐車場のように変貌した8車線道路を何とか進み、私とお客様達を乗せたバスはようやくキム・ソングン先生との食事会のレストランがある場所、インサドンに到着しました(^。^)
食事会の韓定食レストラン「ヤンバンテック」はインサドンの路地裏に位置した素敵なレストランで、韓国の伝統家屋である韓屋(ハンオク)様式の建物でした。キム・ソングン先生ご夫妻も無事合流、楽しい食事会が予定通り始まりました。
キム・ソングン先生はご自身の作品2点をお客様に披露し、詳しい説明もして下さいました。どの作品もそうですが、今回の作品2点も素敵なストーリーと深い意味が籠っている作品でした。先生は作品を通してアーティストとしてのカリスマを見せる一方で、お客様一人一人に暖かい歓迎の挨拶をすることで、固くなりやすい雰囲気を柔らかにして下さいました。
料理も大変美味しく、お店のおかみさんが流暢な日本語で料理を説明してくれたおかげで、よりおいしい食事をすることが出来ました。
2次会へ
食事が終わった後、いよいよ2次会の始まりです。駐車場にテーブルと椅子を設置し、ビニールテントで天井を作った屋台、決して日本では経験することのできないところです。
照明もあまり明るくない、道路を歩く市民には丸見えのところ、でもみんなで笑いながらビールで乾杯する瞬間、みすぼらしい屋台は最高の居酒屋に変わりました。
ツメタガイの和えものサラダと煮物を食べながらお客様達は韓国に完璧に馴染んだようにワイワイおしゃべりを始めます。ニューメンバーもオールドメンバーもみんなで楽しみます。韓国初経験の方々も、この時だけはすっかり韓国人です(●^o^●)
楽しい時間はいつもあっという間に過ぎてしまうものですね。キム・ソングン先生との楽しい2次会も終わり、私達はさようならの挨拶後、タクシーに乗ってホテルに戻りました。今夜はぐっすり眠れそうです。もうすでに深夜です。キムソングン先生ありがとう♪屋台の予約なんて、なかなかありませんが、先生の手配のおかげで、貴重な経験ができました!!
ツアー2日目
いよいよ本格ツアーの2日目がきました。た~っぷり休憩をとった私達は10時15分にロビーに集合、バスに乗ってインサドンに向かいました。
インサドンでは町の散歩、お土産のお買物などを楽しんだ後、ランチの冷麺屋に入りました。
マスタードソースとお酢を入れて味を調整、細い麺をスルルルっと食べ始めます。ノドゴシがいいですね。冷麺の汁に洗って食べるキムチはまた格別です。ふっと気がついたらデカ餃子がお皿に揃って登場です。
お食事が終わり、少し余った自由時間を利用してお客様達はまたお買い物へダッシュ!やっぱりお買い物は楽しいですね~(^_-)-☆
次に向かったところはシークレットポイント、金属工芸アーティスト“キム・ミンヒ先生”のアトリエです。
午後2時から始まったアトリエ訪問で、キムミンヒ先生は「今まで数十カ国に渡り、たくさんの個展、グループ展をしてまいりましたが、アトリエに来て下さったお客様は皆さんが初めてです!!」と、おっしゃいながら明るく微笑んでくださいました。
ただ挨拶だけでなく、制作技法の披露、韓紙の説明、プレゼントイベント等の様々なイベントで、キム・ソングン先生とはまた違う韓国アートの世界を見せていただくことができました。
アトリエ訪問が終わり、先生の見送りを後にしながら、私達は韓国一のショッピングタウン、ミョンドンへ向かいました。キム・ミンヒ先生、本当に有難うございました❤
日曜日のミョンドンはどこも人でいっぱい。日本と勘違いする程あっちこっちで聞こえる日本語と、韓国語が入り混じって、新しい韓国の活気溢れるパワーを感じることが出来ました。
約2時間のお買い物が終わって集合場所に集まったお客様方は、海苔袋、化粧品袋、その他のファッショングッズ系の袋が持ちきれないほど(すごいっ★)!
ネオン街に変化したミョンドンで、私達は楽しい一日の疲れをとり、元気を取り戻す為の夕食プデチゲのお店に入りました。このプデチゲという料理は日本では専門店が少なく、珍しい料理ですが、韓国では老若男女誰にも愛される代表的なB級グルメです(はまる方も多いのでは!?)
大きな鍋を沸かしてしばらく時間が経つと辛~い湯気が部屋中に満たされます。インスタントラーメン、ハム、野菜、おもちなどの具がたっぷり入っているプデチゲ、一見しょぼく見える見た目ですが、味は最初の辛い味の後にすっきりした後味が最高のハーモニーを作ります。飲み物としてはマッコリが初登場、プデチゲとその味を合わせます。
約1時間半の楽しい食事会が終わり、ホテルに戻る時間になりました。
韓国のタクシーは夜になると近い距離では乗車させない傾向があります。長距離の客を狙うんですね(日本だと大変なことになります!)
ミョンドンからホテルまでは電車で2駅ぐらいの微妙な距離でしたので、私たちは電車のほうを選びました。
チケットを買い、東京の山手線に当たるソウルの2号線に乗りました。車両はJRより広くて乗り心地がいいです。駅のホームには人身事故、事件防止のための透明な壁が設置されています。是非、JRにも設置してほしいものです。
電車から降りて、改札を出ました。韓国は電車の紙チケットがなくなり、全てスイカのようなシステムと変わったので、改札を出る時もチケットをかざすだけでOKです。周りを見るとチケット保証金返金機(?)という機械があります。これはなんだろ?と思い、機械にお金の入ってないチケットを入れてみたら保証金500ウォンが返金されます。あああ~、韓国の電車はエコですね。
お客様方は韓国での最後の夜の時間をもっと楽しむために、ホテルに着いて荷物を部屋に置いた後、また「韓国自由研究」に出かけました。韓国伝統生タコ料理体験組と夜の東大門市場文化体験組に分かれ、最後の韓国での夜を満喫しました(^◇^)★
ツアー最終日
時間はまるで弓矢のスピードで流れていき、最終日になりました。
朝9時半、ロビーに集合したお客様方とスタッフは、チェックアウトの手続きを済ませた後、観光バスでソウル最大規模の王宮である景福宮(キョンボックン)に向かいました。
ちょうど王宮守門将の交代儀式に間に合い、観覧後私たちは景福宮に入りました。風は多少強かったのですが、それも昼ごろには落ち着き、楽しく観光することができました。お客様方はどなたも都心の真ん中の緑の景観を満喫しながら写真を撮り続けました。日本のお城とは違う韓国の王宮のスカイラインはとても印象的でした。
観光が終わって、私たちを待っていたランチはサムゲタンでした。
ここ、土俗村というサムゲタン専門レストランは、前大統領がデリバリー注文で食べたことでも有名で、平日でも予約しないと長い列に並んで待たなければ食べられないほどの人気です。
サムゲタンとフライドチキン、まさにボリューム満点の組み合わせです。キムチと一緒に食べるサムゲタンはスタミナ抜群ですね。
お食事が終わり、お土産屋さんに寄ってキムポ空港に着いた時間は午後1時半ぐらい。夢のようだった韓国の3日間のツアーもこれで終わりです(少し足りないところもありましたが)。
この韓国での出会いと記憶が皆様にとって、とても大切な、楽しい思い出として残れば…と思います!お客様の皆様、スタッフの皆さん、本当にお疲れ様でした~。カムサハムニダ~韓国(@_@;)
また会う日まで。
このレポートから、それぞれの項目ごとに、お客様にレポートして頂きます。数回に渡る個性溢れるレポートをお楽しみ下さい(*^^)v
同時に、ギャラリーでは、お客様&スタッフの撮影したお写真を展示しております。「美しい紅葉」から「抜けるような真っ青な空」「斬新な朝焼け」「歴史ある建造物」まで…ご来店頂いた際には、併せてお写真のご感想も頂戴したいと思っております。よろしくお願い致します。