前回のブログ「アリゾナ州セドナのスピリチュアル体験の旅~スティーブホールマーク氏を訪ねて~ 1/2」に引き続き、スティーブホールマーク氏を訪ねるアリゾナ州セドナへの旅の後半編をご覧いただきましょう!
さて…スティーブさんのガイドで素晴らしい眺めの場所を紹介していただきました。オーククリークキャニオンで最も眺めのよいところが、ここオーククリーク・キャニオン・ビスタです。
ここの駐車場から小道を歩いていくと、すぐに左側に眺めのよいキャニオンが現れます。そしてそのまま小道をまっすぐ歩いていくと、オーククリークキャニオンを遠くまで眺め渡すことができます。どこまでも緑の続く、きれいな眺めです。
その後、ベルロック・ビスタ。セドナの南にあって、その赤い岩山をよく眺めることのできるポイントの1つが、ここベルロック・ビスタです。
ベルロック・ビスタでは、道路脇にある駐車スペースから遊歩道を少し登るだけで、様々な岩山を見渡すことができます。中でもよく見えるのはベルロックとその横にあるコートハウスビュートであり、その大きさや形の美しさは圧倒されそうになるくらいです。一緒に山の頂上まで登り30分ほど時間を過ごしましたがなんとも言えない空気感を感じ、なぜかすごく幸せな気持ちになり偉大な自然を前に下山したのでした。
ちなみにこの木はなんと1200年ほど経っている木だそうで何から何までグレート!
この夜はスティーヴさんが「本当の日本食かどうか教えてほしい」とのことで、セドナのダウンタウンにある日本食レストランに。
スタッフ8人で切り盛りしているお店でしたが日本人スタッフは一人もいない。し・か・しメキシコ人の二人が寿司を握っておりました。なんと驚き!まぐろとウニに関しては日本と同じくらい味が繊細でした。
今回の旅は何から何までグレートです。ここで古木と日々格闘しているスティーヴさんは、ニューヨークでお会いしたときのイメージではなく、大変逞しい作家さんでした。作品を作る上での大変さや素材探しに半年以上かける情熱の意味が、ここセドナの地に立ってみて初めて感じたような気がします。作品数が少なく、全国のファンの方々や百貨店の取引先の方々に「次はいつ新作が入るのか?」とご連絡をいただく度に「申し訳ありません。次は未定なのです…」とお答えして参りました。何度お断りしたことか…(本当にすみません)。
この旅の一番の目的は、アジア圏の販売権利を独占できていても…作品が無ければ…話が進まない。ということで毎晩毎晩、夜中までスティーブさんに取引先の事情を話し、作品を作って数を増やしてほしいとお願いをしてみたのですが答えは、、、
「相性の合う古木たちが見つかり次第頑張るよ。」とのこと…。
私「いつ見つけに行くのですか?」
スティーヴ「古木の神のみぞ知る・・・」
んーーーーーー眠れない夜が続きそうだ。
既に作品を所有されたコレクターの皆様は本当に幸せです。
ちなみに本人のお話でしたが、アメリカのロックフェラー財団の別荘がセドナにあるのですが、その別荘の玄関に飾る新しい作品の依頼が来ているそうです(既に2点は飾ってあります)。縦2メーターほどの巨大なオブジェだそうで重さだけで2300キロから2500キロぐらいなるそうですが、依頼されたのはなんと6年前!
私「6年前ですか?そんなに前からの依頼でなぜ???まだ納品してないのですか?」
スティーヴ「んー古木との出会いがー、んー…イメージがー、、、。」
と申しておりました。ここまで素材の相性にこだわった作家はいなかったかもしれません。しかし毎日ずっと2人でいると彼は本気だなと確信が持てる様々な経験が今回出来たような気がします。気長に待つことにします。そしていつものようにしばしば返信をもらえない新作依頼メールを送り続けることとします。継続は力なり、、、かな。
Come on Steve ! Keep in touch with me more often.