この度、フジムラコンテンポラリーアートでは、国内初!のツアーを行いました(今までは海外ツアーでしたから…)。
その名も、『えんぴつあー』。 鉛筆ツアーの「つ」をひとつ取って、えんぴつあー!な~んてユニークなツアー名。その名の通り、鉛筆を知る旅。ここまでお話すれば、想像つく方も多いはず。
そうです!当ギャラリーで「鉛筆」といえば、この方の他には誰もいない、つだなおこ画伯!2012年度、つだなおこ画伯の発表した鉛筆画「星屑の子供達シリーズ」は、大好評でした。
しかし、今更ですが、「鉛筆とは、何?どうやって作られているの?」「芯は後から入れてるの?」「日本製の鉛筆って、どこで作られているの?」…などなど疑問がたくさん。つだなおこ画伯筆頭に、フジムラコンテンポラリーアートのスタッフは好奇心旺盛!!!…であれば、鉛筆工場を訪ねてみよう…ということで、実施されたのが、今回の『えんぴつあー』です。
お訪ねしたのは、 『北星鉛筆』 さん。 東京都葛飾区四つ木にある老舗鉛筆工場。ここでは、大変珍しく、 『東京ペンシルラボ』 (身近にある鉛筆をもっと知る鉛筆学習施設)を工場横に併設。
とっても素敵な施設で、中には、鉛筆の歴史の資料展示、完成するまでの工程(機械や製造途中の鉛筆など)、お土産ショップ、そしてビデオ鑑賞できるスペース…など。充実の空間が広がります!
また、ここでは、鉛筆の製造過程で余る鉛筆の削りかす(木屑)を使用した粘土が開発され、それで、粘土体験ができるのです…パチパチ☆~
この『えんぴつあー』のブログは3回に渡って、公開させて頂きます。
では、第1回目にレポートくださったのは、EMIさん!!!キュートな笑顔にいつも私達スタッフが癒されるお客様! 一緒にこのツアーにご参加頂き、木屑でできた粘土(もくねんさん)の体験中には、ドシドシ北星鉛筆の社長さんに質問を投げてくれた、そんなEMIさんに頂戴した感想です。ど~~~ぞ! 以下、<<EMIさんより>>
普段何気なしに使う鉛筆についてあまり知っていること事が無かったので、【えんぴツアー】はとても楽しかったです。
200年前から今の大まかな形、製造方法が変わらないと言うことを知り驚きました。シンプルで便利な物は時代が変わっても必要とされるけれど、更に時代のニーズに対応した鉛筆を常に考える職人さんは素敵だと思いました。
製造工程から出る木屑を加工したもくねん体験も手触りが面白く、また、木の良い香りで制作中も癒されました。 鉛筆1本に作る人の情熱とこだわり、歴史を少し知ることが出来て良かったです。北星鉛筆さんと、企画を考えて頂いたスタッフさん、本当にありがとうございました。 添付写真は作ったもくねん作品(イルカ)と、頂いた定規、買ったシャーペンです。シャーペンは、木が鉛筆の木と同じでとても軽くて使いやすいです。