前回に引き続き、スティーブ・ホールマーク画伯のご紹介をさせて頂きます。
まず、重要だと思う、スティーブ・ホールマーク画伯と私どもフジムラコンテンポラリーアートとの出逢いについて触れておきます。
出逢いは、2008年までさかのぼります。
今から5年前のニューヨークで私達は出逢いました。まだ寒い真冬の2月。寒くて寒くて…。冷たい風の吹くニューヨークでしたが、なぜか私達はそんな事すら感じない情熱に燃えた時間を過ごしたことを鮮明に記憶しています。出逢いの場は、『Jacob K. Javits Convention Center』ニューヨークのウェストサイドにあるART EXPO会場でした。
皆様はご存知ですか?“New York ART EXPO”を。
『ART EXPO』 は、世界最大規模を誇るアートイベントと称され、長い間、アートの最先端を牽引してきたEXPOです。1978年に発足。よって、私達がここを訪ねた2008年は、ART EXPO30周年記念の特別な年でした!
世界各国から約9600名ものアーティストやギャラリーが出展しており、また入場者数は毎年3万人ほど…というレベルで、実に大変な賑わいをみせていました。
私達は、彼のことを、本名でもある「スティーブ」と呼んでいますが、表向きには、Harazzという工房名で活躍しています。
そのART EXPOポ会場には、細かく仕切られたブースが延々と続き、時として、太鼓をたたくアフリカ系の人種のアーティストがいたり、我ら日本人の出展者がいたり、絵画もあれば、オブジェもある。 オブジェとは一口に言っても、テーブルに乗るようなサイズから、巨大な豪邸にしか飾れないような(美術館のようなおうちなら飾れる???)ものまで。 鉄、銅、銀、石膏、木、その他…本当に多種多様です。
そこには、民族や地域性が感じられたり、歴史や個性を強く表現するものもありました。私的には、、、よく分からない、、、ものも多数(お恥ずかしいお話ですが…(U・U;)**
とりあえず、私達フジムラコンテンポラリーアートとしても、初めてのアートの本場“ニューヨーク”での買い付けとあり、眉間にしわを寄せて、「よし!誰かいいアーティスト発掘するぞ~」。
…とまぁ、こんな様子でした(格好つけずに言いますと)。しかし、2班に分かれ、会場を歩きだして間もなく…
まるで迷子(会場のパワーにのまれたスタッフもいました…zzz)そして、会場内に設置された大型レストランのようなカフェ(レストラン)スペースで、ジュ~ジュ~!とお肉を焼く素晴らしい音につられて寄り道。
真剣な厳しい空気の中にも、ちょっと道をは外してしまう…大それた魂を持つ、私達フジムラコンテンポラリーアートスタッフ★当ギャラリーのことをよくご存知の方なら、お察しがつくかと思いますが、相変わらず波乱万丈な毎日の中で、この素晴らしいアーティスト『スティーブ・ホールマーク』に出逢ったのでした(笑)
続きは、次回のブログにて(>。<;)