現在フジムラコンテンポラリーアートにて開催中の、増田寿志『生命の森/いのちのもり』展をまだご覧頂いていない方へ、お届けするブログです。
会期終了(2018.5.27[日]まで)が迫ってきましたが、今展は会期延長の予定がございませんので、もしもご来店をお考えの方がいらっしゃいましたら、お早めに予定を立てて頂きたく思います。
北に住む動物を描く作家として、現在活躍中の画家、増田寿志先生。自らを“自然画家”と称し、一般的な絵画ジャンルとは一線を画すスタンスを持っています。
北海道での活躍は特に目覚ましく、地元北海道新聞では『おばんでした…暮らしのレシピ「北の自然に想う」』で連載など幾つも仕事を抱えていらっしゃいます。
アラスカへは幾度も足を運び、自らの力で動物たちを撮影。現地でしか感じられないありのままの自然の姿をカメラに収め、その写真を元にアート制作していらっしゃいます。
そこには「生」と「死」が明確に存在し、命の輪廻があるのです。私達はそれを、頭では、あるいは情報としては理解しています。ですが、その情報だけの世界からそろそろ脱して、可能な限り具体的な感情を持つ必要があるように思います。
様々なことを教えてくれる企画展。
それが今展『生命の森/いのちのもり』です。