2015年3月のイベントは、KIM SUNG-GEUN最新作展『日常の向こうへ ーデペイズマンの世界ー』 。さらに今回のテーマがあります。それは「デペイズマンの世界」。
キム・ソングン先生の情報は、2014年11月後半にこのブログでご紹介させて頂いて以来、久しぶりに更新しています。あれから韓国へ渡航すること3回。ようやく作品を受け取り、企画展開催までにたどり着いたのです…。
また、フジムラコンテンポラリーアートでは最初にご契約させて頂いた貴重な海外作家でもあるキム・ソングン画伯は、ギャラリ—立ち上げ当初のスタッフの熱い情熱やそれを支えて下さった幅広く作品を愛してやまないお客様方に、大きなインパクトを与えて下さったアーティストです。
なぜなら、画風が斬新で、個性的で、しかしながらシンプルで、まさに心象風景そのままだったから…。当時、まだ馴染みの少ないシュルレアリスムの世界を、我々に教えてくださった方でもあります。
今回開催のキムソングン展は、2010年3月以来の個展です。なんと5年ぶり…!フジムラコンテンポラリーアートでは、その間に数多くの新しいアートを提案してまいりました。
つだなおこ先生の鉛筆アート、K. ASHINO画伯のブロックアート、ネイト・ジョルジオ画伯のダイヤモンドダストシリーズ、のりゆき画伯の岩物語、スティーブ・ホールマーク氏に、ゲーリー・ウェルティ画伯…などなど。そう考えると、5年は充実の月日でした…(M。 M”)
それぞれに新しさと熱い思い、珍しいテクニック、他にはないアイデア…など、とにかく個性溢れるものばかりに囲まれてきたこの数年。その間に、育まれたキム・ソングン画伯の新し世界観は、また観る者を魅了するマジックを持つものばかり…。
こうして、5年ぶりに開催出来る個展の喜びは、一言では語れません。やはり、キム・ソングン先生のお人柄が、根気強く、より深くアートを追求する姿勢と、離れていても心が繋がる優しさや人間性に溢れたものであることから、こうして5年もの月日を乗り越え、新しい形で企画を立てられたのだと、実感しています。
2015年3月4日(木)より企画展がスタート致します。全国にお住まいのキム・ソングンファンの皆様にこれを機に再会できることを、心より楽しみに致しております。