フジムラコンテンポラリーアートで毎日ブログを更新するなんて…なかなか経験のないことで、かなり新鮮な気持ちで制作しています!!
今日で、このシリーズのご紹介も、第5弾まで来ました!人が大人になるまでに、どれだけ沢山の大人たちが、たった一人の子供のケアをし、愛情を持って接していき続けなければ、大きく成長できないのか?当たり前のようで、なかなかその実感を得るまでに時間を要すこの感覚は、本当の意味で大人にならなければ分らないもの。そんな大切な何か?を感じ取る機会にして頂ければ…と思います。
本日は、第5章「18の時」をご紹介致します!!!
しっかりと大地に4本の足をつけた椅子は、地に足をつけて自分のことや、将来を考えることができるようになった証。
しかし、あなたは若く、まだまだ道は空の彼方にあり 大人と子供が複雑に入り混じった気持の中で、日々前へ進んでいくのです。
前回のストーリーより少し成長した様が感じられることでしょう。我々も、この時代を通り過ぎて、今に至ります。そうそう…やんちゃな時代。青春ですね…!
でも、これを見守る側はどうでしょう!?デリケートな世代の子供たちに、温かさと優しさ、これに厳しさを持って接しなければなりません。そんな両者の心理をひとつの作品から感じ取ることができる…シンプルな絵柄の中にも、深さが秘められているのが、キム・ソングンのアートです。
キム・ソングン展『日常の向こうへ ―デペイズマンの世界―』は、4月29日(水)まで開催します。