現在、フジムラコンテンポラリーアートで開催中のAshino’s MANIA 第6弾『焉 -en-』展。
なかなか耳慣れない言葉に、書き慣れない漢字。
このタイトルからは想像できない最新作をご覧いただく上で、やはり過去の作品たちをご紹介せずにはいられません。
目次
K. Ashino「-宇宙-」展(2017年)
K. Ashino先生がたびたび発する言葉の中に、「文字の際限なく続く姿」というものがあります。
作家の頭の中に浮かぶ文字が、ずっと空の彼方から続くような印象を上記のような言葉で表現しています。
確かに、文字が生まれた数千年の歴史の中で形成された形や理論などには多くの人々が携わってきています。
幾千もの人々が関わった文字への畏敬の念。
そのようなものが、この透明感高い作品内で表現できればとも語っています。
半透明な作品は和紙です。
実際にご覧いただかねば分かりづらいものですが、透明感と艶のある軽やかで美しい作品です。

この写真は書き始め段階です
今回、特別に掲載させていただきました。
これを見ると和紙であることがお分かりいただけると思います。
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