現在、フジムラコンテンポラリーアートで開催中のAshino’s MANIA 第6弾『焉 -en-』展。
なかなか耳慣れない言葉に、書き慣れない漢字。
このタイトルからは想像できない最新作をご覧いただく上で、やはり過去の作品たちをご紹介せずにはいられません。
目次
K. Ashino「-結晶-」展(2018年)
2014年から続く“書家K.Ashino”の企画展は、毎年異なる新シリーズ発表に挑戦し続ける壮大な取り組みの中、継続されています。
一人の作家の中から生まれる様々な形の書作品たち。
書作品は和紙と墨と筆から構成されるものだという固定概念を覆すものばかりです。
2018年度は『結晶』という名のシリーズで企画展を開催しました。
この企画展では、海底深くで引き揚げられた船から発見された書物を乾燥させていく中、塩が結晶化し、美しく固形化していく様を表現したと作家は話しています。
…ということで、この結晶化された作品の中身はすべて書作品で、大きなものは半切サイズです。
テーマに従い、様々な時代の唄や俳句、小説の一説、作家自身の考案したものなど…多くのものが丁寧に書かれ、それを作家自ら裁断し書物として綴じています。
膨大な時間を要する作品シリーズ。
それが『結晶』シリーズです。
脆くて儚い印象を与える作品ですが、塩の結晶をまとった力強さは独特のオーラを放ちます。
是非、この機会にご覧下さいませ。
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Ashino’s MANIA 第6弾『焉 -en-』展の終了が迫っています!
2019年11月24日(日)までとなりますので、お早めのご来場をお待ちしております。
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