新年 あけましておめでとうございます。
旧年中は大変にお世話になりました。
皆様におかれましては、健やかな年末年始をお過ごしいただけていますでしょうか?
大きく時世が変化する最中ではありますが、私共フジムラコンテンポラリーアートは普遍的な物質の象徴でもある美術品を取り扱っています。
世界がどのような状況であろうとも、芸術は「不変」であることが唯一無二の特性なのだと私たちは自負しています。
皆様は昨年、芸術に触れ合うお時間をどのくらい持てたでしょうか?
2020年の企画展を振り返って
昨年は、緊急事態宣言という人々にとり初めての状況の中、当ギャラリーもやむを得ず休廊いたしましたが、その間も情熱を絶やさず自分自身のアートに向き合い続けた、人としても有能なアーティストたちがいることに気付けました。
私たち画商にとり、非常の大きなものを得た瞬間です。
このような時にこそ、力を発揮できるのが、人材力を持った作家なのではないでしょうか?
契約アーティスト:TONE『tender lights』
当ギャラリーで言うと、作家TONE氏がその一人です。
彼はまだ30代という若き作家ですが、集中力を絶やさず、外出もままならぬ中にも関わらず、まるで実際に自然の中に身を置いたかのような素敵な作品をいくつも発表しました。
風のささやき…
川のせせらぎ…
草木の奏でる爽やかなメロディ…
そこに射し込む柔らかな日差し。
ステイホームを余儀なくされた我々が、目から飛び込む世界に旅をする。
そんな素敵な作品たちでした。
作品シリーズタイトルは『tender lights』。
完成作品の評判が高い「ペット肖像画」
世の中が落ち着きを取り戻し、旅などが許された夏~秋にかけては当ギャラリーにも多くの方が足をお運び下さいました。
そのとき皆様の注目を集めたのが、「ペット肖像画」でした。
今や家族同然のワンちゃんやネコちゃんたちのお写真を元に、精密さと正確さをひたすらに追求した本格ペット肖像画の受注企画です。
当ギャラリーには、複数のペット専属作家が所属しています。
「鉛筆画:misa」「水彩画:Sayuri」「油彩画:nori」「コンテ擦筆画:chito」「色鉛筆画:ひろひこ」。それぞれの画材だけを追求して使用する作家たちです。
本物志向のお客様に向いているプロ集団で、この中からお好きな画材を1つを選択いただき、ご注文の手順に移ります。
完成までには数ヶ月を要する本格絵画は、完成度の高さが売りです。
今や、このコロナ禍でも納期が半年以上後の方も多く、競争率の高いご予約制の絵画作品です。
ペット肖像画は常設しておりますので、お気軽にご覧いただけますが、アートアドバイザーの解説や案内がなければご不明な点も多い、本格絵画のため、基本的に事前にご予約いただいた方を優先的にご案内させていただいております。
お問い合わせは、当社ホームページより、ご確認下さいませ。
契約アーティスト:つだなおこ『薄明の輪舞 -ボブの時空旅行記-』
そして2020年最後の個展は、鉛筆画家つだなおこによる『薄明の輪舞 -ボブの時空旅行記-』最新作発表展でした。
2018年3月発表『流離う月光-ボブの森海旅行記-』展のシリーズ続編である今展は、“つだなおこ×フジムラコンテンポラリーアート” 企画展10周年記念にあたります。
大変好評な企画展のため、2021年2月まで開催延長しています。
これからご来店希望の方にも大いにお楽しみいただける企画展です。ご期待下さいませ!
2021年のアートに向けて
色々な出来事のあった2020年でしたが、これもすべて今後の糧になる出来事だったと言えるよう、2021年も多くの方にお喜びいただけるような企画展を打ち出してまいりたいと思います。
どうぞ「心のエネルギー」をチャージしにご来店下さいませ。
アートには、心を“癒やす”何かがあります。
皆様にとり、アートが身近なものであることを願いつつ…
お気軽にお楽しみいただけるよう、温かくお迎えいたします。
フジムラコンテンポラリーアート スタッフ一同