皆さん、こんにちは。
本日は、2010年2月15日~20日に開催されました「内藤貞夫展」in 文藝春秋画廊のレポートをお届けしたいと思います。
冷たい雨の降る2月15日(月)に始まった内藤貞夫展は、まさしく雨降って地固まる…というのにふさわしい久しぶりの素晴らしい個展の開幕となりました。
2年前にも内藤先生が個展を行ったこの文藝春秋画廊とは、銀座の中央。これが銀座のギャラリーといわんばかりの場所にあり、華やかな中にも扉を開けて一歩入ると、静けさと美しいライティングの可能なまさに特別なスペース。銀座とは思えない程の広いスペース(中は2階建の利用)で、100点程の作品が飾れるような貸し画廊です。
家族総出とはこの様子!受付には奥様を始め、娘さまも参加。昔からよく知るお客様や仲間達との触れ合いがあってこその雰囲気で、わきあいあいとした様子の暖かい会場となっていました。
随分、以前に仕上げたオリジナル作品をこの個展の為に額装し、初めてお客様に披露したものがあるかと思えば、この個展の為に、お正月も休まず描き上げた作品もあり、描いた時期も異なる為、大変ファンにとってはおもしろく興味深い個展となってのではないでしょうか?
ジョウ・ナイトウといえば、野生動物!特にオオカミのようなワイルドなキャラクターの動物作品が多い!という印象をお持ちの方も多いことでしょう。しかし、写真の通り、かわいい作品&季節感のある優しい作品も多くあります。内藤先生は、海外にも度々訪れている為、その地での思い出などをスケッチし、それを作品に仕上げたりもしていらっしゃいます。
かわいい作品といえば、ネコシリーズ。ご自宅兼アトリエで飼っているネコの風(ふう)ちゃんを始め、代々のネコちゃん達「ハナ」、「モモ」などを描いた作品もあります。ホントッ!!かわいいです(^。^)
イラストレーター時代に制作された過去のポスターや、海外で販売されているグッズなども併せて出展。
大変多くの伝えたい思い、残したいメッセージなどもこれらの作品には含まれています。いつか絶滅するかもしれない動物や、なくなってしまうかもしれない自然…我々も作品を鑑賞しながらも、色々なことを考えさせられました。個展は終了しましたが、私達の応援するナイトウ先生の作品情報やこの個展写真など、当ギャラリーでもご覧頂くことが可能です。
お近くにお立ち寄りの際は、FUJIMURA CONTEMPORARY ART.まで足を運んでみて下さい。ナイトウ先生始めとする自然への危機感を持つアーティストは、たくさんいます。私達はギャラリーや作品を通して、このようなアーティスト達のメッセージも一緒に伝えていきたいと思っています。