こんにちは。
皆さん、はじめまして。つだなおこです。2011年5月にフジムラコンテンポラリーアートにて、初の個展を催して頂き、本当にびっくりするような新しい経験をさせて頂きました。
「ギャラリーなのに、こんなにワイワイ盛り上がって…皆さん、よく大笑いなさってる…(゜レ゜)」
「すっごくスタッフの方と親しくて、長いお付き合いなんだな~。いい雰囲気!」
「おっ!スタッフのお客様に対する冗談のつっこみも、なかなかググッ!とくるものが…」
そんなこんなの感想が、盛り沢山になりました。
下の写真は、初めてスタッフの皆さんに、私の作品の技法や特徴などをお伝えしているところです。この頃は1月で、かなり寒かったのを覚えています。私も初めてのことでとても緊張し、ドキドキしながら説明させて頂いていました。ですが、深く理解しようとするスタッフの度重なる質問に、次から次へと答えていかなければならず、私の緊張もさらに高まっていきましたね…(笑)
私のアートに対するこだわり…。それは、「私だけがこだわる技法」。「私にしかない空想の世界を描くこと」。
今までは、小さな貸画廊で画家仲間と共にグループ展を開催し、私なりに“一人でも多くの方にご覧頂くこと!”が、主な活動でした。
時には、音楽家の方とのコラボで、私の作品に合わせた曲作りをして頂き、その演奏と共に、作品を鑑賞するような企画や、子供たちにアートの楽しさを伝えるべく教室でアートを教える先生になったり…。時には、出版のお仕事を頂戴することもあります。
ここフジムラコンテンポラリーアートでお世話になるようになってからは、実に沢山のお客様方と直接楽しくお話しながら、「私の作品がどのように仕上がっていくのか?」をご案内させて頂いています。勉強熱心なお客様が多いのにも、感心しているんです。
この前も、私と同じ画材を使って作品を描いている方にお会いしました。まるで、絵画教室です。「ライバル出現★★★」なんて冗談も言いながら、このアートの奥深さを談義したのも印象に残っています。(ここ最近は、私も少し冗談が言えるようになってまいりました…)
皆さんお客様方が、ずいぶんと遠くからいらっしゃっているのも、驚きました。自分の分身のような作品達が、ここから嫁いでいくような気持ちにもなります。嬉しいような…ドキドキするような…(●^o^●)
私は「本」が大好きで、たまに本の世界を自分なりに描いたりすることがあります。意外性のある作品が、その「本」をご存じないお客様にお気に召して頂いたりするのを見て、これもまた私にとっては「驚き」です。
一枚の絵を通じて心が近づく、触れ合う、そんな気がしてとても嬉しい瞬間にも立ち会えました。
沢山のお客様に、感謝申し上げたいです。本当に本当に有難うございます。
そして、私は、自宅で作品制作するにあたり多くの小物達をコレクションしています。そこには動かない小物だけではなく、「もち」&「パスタ」という2羽の文鳥もいます(上の写真☆)
一緒に暮らしながら、彼らは作品制作に参加します。時には危険な邪魔もします(@_@;)大きな作品を制作する時は、触れ合いながら…なんて無理ですね(;一_一)
他にもケガをして飛べなくなったハトを飼っていたこともあります。飼ったというより、一緒に暮らして、我が家の長(おさ)になっていましたね。これはさすがに、スタッフさんにも驚かれました(笑)
他にも、小物はいっぱいです。私の描く世界に度々登場します。統一感のない作風なんて言われたこともありますが、本音としては描きたい世界がいっぱいありすぎてある意味大変なんです。私の技法は一カ所に何十回~何百回と重ねて描いたりもしますので、時間がかなりかかってしまいます。だからシリーズをしっかり組み立てて描きたい!なんて思っていても描きたいペースが先に立ち、今は描きたいように描こう!(^u^)がテーマです。
特に、夢から覚める瞬間に「夢?それとも現実??」って思う瞬間ってありますよね?そんな一瞬の時間に見えた世界を描いたりするのも大好きです。
スタッフの金子さんから、企画展案内ハガキを頂戴しました。「なかなか本物のような色が印刷では出ない…」というのは永遠の課題です。本物でないと見えない質感、風合い、色など…様々なものを感じて頂くためにも、実際、ギャラリーまで足を運んで頂ければと思います。
お時間あえば、皆さんにお会い出来ること、心より楽しみに致しております。
つだなおこ