2012年1月のある日…フジムラコンテンポラリーアートを訪ねてきて下さった一人の画家さん。それは、吉野 公賀(よしの とものり)画伯でした♪
突然でスタッフもビックリ!
「行動力のあるパワフルなアーティストなんだ!」と、スタッフも改めて実感です。なぜって、先生は岐阜県のお住まいです。決してお近くではありません(>_<);
ちょうどこの日、吉野公賀画伯は、東京の版画工房での色校正の日でした。ちょっとその前に…と来店。残念ながら、お客様との時間はありませんでした。なぜならば、ギャラリーオープン前の時間でしたので(^◇^)!
ギャラリー展示中の、フジムラコンテンポラリーアート所属アーティストからの年賀状を鑑賞。
「皆さん、こんなに素晴らしい年賀状を送って下さるのですね!自分ももっと頑張れば良かったな~。いや…皆さん、年賀状ではなく、これはまさに作品ですよ!」と。驚きを隠せないご様子でした。
吉野公賀画伯の素敵なところの一つです。感動が大きく、それを正直に言葉にでき、その素直な(素朴な)言葉がストレートで気持ち良い。多くのアーティストとお付き合いする中、いつも感動させられるところです(この感動を誰よりも身近で感じられるのは、画商の特権でもあります)。
アーティストさんは、「素直」、「正直」、「感動やさん」、「興味度&感心&好奇心が高く、何でもすぐ聞く」姿勢…。これは国内海外、年齢、性別問わず同じのようです。
吉野公賀画伯は、今年、版画を起こす予定で、これから幅広く国内で活動していく計画があります。目のハンディを持ちながらも、この大きな企画を受け止め、前向きに取り組んでいらっしゃいます。
「朝から晩まで、自分の出来る範囲の時間は全てこの準備(版画制作&原画制作)に充てています。楽しくもあり、締め切りに追われるような気持ちもあり、これからの出会いに期待する思いもあり…。」しかしながら、暗く、辛い印象は何一つありません。この限られた時間の中で準備を進めていけることに、大きな充実感さえも覚えているような節があるのが、この日の吉野公賀画伯のご様子でした。
これから出逢うかもしれない皆様に、この日を始めとする吉野画伯の燃えるような情熱が、伝わると嬉しい限りです。FUJIMURA CONTEMPORARY ART.でも、また『吉野公賀展』を開催していきたいと思います。