今回は、つだなおこ先生レポートを2部に分けてお届けします。これは、つだなおこ先生から寄せられたお手紙や写真を基に作成したブログです!是非、お楽しみ下さい。
FUJIMURA CONTEMPORARY ART. で大人気のアーティスト「つだなおこ先生」。 以下、とある日の先生のお言葉です。
「アーティストとして、2011年は多くのお客様と出逢い、多くの作品を鑑賞いただき、そして多くの作品を手掛けてまいりました。私にとって、衝撃の一年でした。あっというまに過ぎるとはこんな感じなのかな…」と思うほど。
「でも、その分、考えさせられる事も多くありました。多くのお客様が自分の作品に期待をし、ご所蔵頂ければ一生ものとして、かわいがって頂ける存在。このままの自分でいいのかな?足りない気がする!もっと磨かなきゃいけないものがある!」そんな気持ちにも度々なり、心の中で波が起き、色々悩む事もありました。
「お客様とじっくりお話しする機会なんて、今までにはこんなにもなかったから、最初は戸惑ってばかりでした。ですが、次第に自分の作品を見て頂く方々のお一人お一人の気持ちを伺うごとに、私自身の感性をもっと磨く必要があるということ!新しい刺激を必要としていること!鉛筆の基礎の学習も必要だということ!」
このような事を考える機会が増えてきました(お客様方はとっても優しい方が多いので、お話ししやすかったのは確かです…嬉しかったですね!ありがうございます)
そこで、一念発起し、久しぶりの海外旅行を計画し、そのおかげで年末は凄まじいほどの勢いで巻き巻きで仕事をこなし、時間を確保!
トルコは以前から興味があり、とても行きたい!と思っていた国の一つでした。私の作品の材料になりそうなものが、あちこちに散らばって、転がっていそうな魅惑の国!そんなイメージです。世界遺産になった場所にも訪れて見たいとは思っていましたが、それ以外に、街や村のあちこちで見られる普通の暮らしや文化、何より大好きな動物にも触れ合いたいと思っていました(^。^)y-.。
訪れたのは、イスタンブール。悠久の都イスタンブールはとにかく素晴らしい!!!
特にブルーモスクは、外から見ても、中に入っても言葉に出来ない美しさ。<冒頭の写真をご覧下さい!貯水池だったという地下宮殿に絢爛豪華なアヤソフィア。人の歴史の深さ、美しさ…というものの深さを感じました。
そして、奇石で有名なカッパドキアでは、山をくりぬいて作られた洞窟ホテルに泊まり、幻想の国としか思えない不思議な風景の数々を観て回りました。今まで何度も何度も描いてみたいと思っていた夢の風景の中に自分が入り込んでいること自体が、全て夢に思えるくらい素晴らしい経験でした。
そして地中海近くの村シレンジェを尋ねました。
まるでお伽の国のようなかわいい家・家・家…そこには穏やかな空気が流れ、そこに住む人々もその空気にあう優しいものが全身から溢れていました。心と体を休めるにも嬉しい村でもありますが、私の作品に反映できそうな子たちが、あちこちにあり、次々に目に飛び込んできました。本当に頑張ってここまで来て良かった…と思える貴重な時間を神様は与えてくれました(^-^)
次回に続く