ウレ・リトゲンアートについて語る!

こんにちは。ウレファンの皆様、いよいよウレ・リトゲン展が終盤です。まだ足を運んでいらっしゃらない方…今ならまだ間に合います!!!どうぞスケジュール調整をし、この一挙公開の時期をお見逃しないように(^-^)☆彡

今日は週末にご来店頂いたお客様に、ウレ・リトゲンアートについてお尋ねしてみました!その模様を、お届けします☆

 

ご来店下さった M さん!

ご来店下さった M さん!

 

ご自身の作品をマジマジ!!

ご自身の作品をマジマジ!!

 

以前から定期的にご来店下さっているお客様。改めてこれだけのウレリトゲン作品に囲まれるといいですよね…と。
以前見た印象、あるいはご自宅に飾っている作品とは、随分違って見えるものね…とも。どの作品も同様でしょうが、ギャラリーとご自宅、鑑賞する時間やタイミング、環境により異なる印象をもたらすのが絵画の面白いところですね。特に、ウレリトゲン画伯は版画ですから「基本同じ作品(商品)」のはずなのですが、人の目は面白いものです。

 

私も少し絵を描いた(描こう)とした事があるんです。自分で自分の表現したい事を描けるって、本当に素晴らしい才能。うらやましいですね…。
フォトビジョンを見ると、ウレの子供の頃の絵(スケッチ)が出てきますね。あれが子供の頃の作品というのが信じられないです。そう考えると、ウレは天性のものを子供の頃から持ってるのでしょうね~。
ですが、そのスゴイ才能(作品)を押し付けるのではなく、自然に分かりやすいよう理屈抜きに鑑賞させてくれるのが、またアーティストのレベルの高さかとも思うんです…。

 

だって、この作品の解説文を読むと、難しくって分かりにくい所もあると思うんです。長い間、ウレのファンをしていると同感できる点も多々あるのですが、やはり「哲学者になりたかった!」というだけあって、文章だけだと高尚でついていけない…と思われる方も多いと思います。ですが、「絵」だと、難しい言葉ではなく、直接ハートに届く(響く)ものがありますよね。言語を介さない…って不思議ですね。伝わるんですもの。

 

会話も弾みます。(*^。^*)

会話も弾みます。(*^。^*)

 

今回は、東日本大震災支援企画なんですね。ウレらしい気もします。この“アート”を通して『支援』という手法が。
混沌としている今の時代に生きている人が一番欲しい物って、『希望』ではないか?と思うんです。それは自分も含めてですが。うーん、自分より特に、震災の影響を直接受けた方々は…
でも言葉で『希望』というと、どこかキザで。。。。。

 

そこにウレの絵は、さりげなく気が付けばパッと隣に寄りそうような存在で、ウレ(フェア・ウォーニング)を知らない人にも、この良さが伝わるような気がします。
ウレのアートファンの世代が広い事もお聞きすると、このウレの商業ベースに乗りきったアートでない個性的な点なども、多くの方々に好感を持たれる理由なのかもしれませんね。

 

 

昔から、CDの発売がごく普通に遅れることなどを理解しているファンから見ると、この絵画展はきちんと定期的に運営されていて、スタッフの方の努力も感じますね(笑)

商業的な感覚の薄いアーティストというイメージは、きっと絵画にも表れていると思います。好きな物を好きなように描くことは勿論ですが、それが、今の日本に必要な道標のような絵柄だったり、光だったり、自然と人が欲している物を遠くドイツからでも理解し、伝えようとしているし、それを作品にしてしまえる。才能、天性…すごいものだらけですが、だからこそ商業的でない分、ギャラリーは努力しないと締め切りに間に合わない、開催が危ぶまれる…なんてアクシデントに見舞われそうになったりするのでは…???と、思っちゃいます。あははははは…(*^。^*)

 

フォトビジョン 鑑賞

フォトビジョン 鑑賞

 

お花の隣は、DMハガキです。

お花の隣は、DMハガキです。

 

ウレは日本人の持つ美徳(礼儀、誠実さ)等が好きな方だと感じています。しかし、はっきりしない日本の政治に対してのコメントをさりげなく寄せてくるところが意識の高さを思わせます。心の余裕がない時期だと一般的に言われていても、アートだけは人の心に入る隙間を作る、アートだからこそ癒せる何かがある…と思っているのだと感じます。

1人1人を大切にして、一枚一枚を大切にしているからこそ、表現できるのでしょう。よく日本人とドイツ人の気質が似てる…って聞きますしね。生真面目な点や技術的に優れている点、医療の発達・研究など。きめ細かな人だからこそ、この作品だし、こんな深いメッセージなんでしょうね。

 

ここでライトアップされると、本当に毎回驚かされます。特に「SILENT RISE」が感動です。
ウレの描き方であるデジタルアートの説明を伺ったり、ジークレ版画の説明を聞いても、素晴らしいとは思うけど、ウレがその「技術」にのみ走らず、手描きの良さを上手に残すところが好きです。きっとアート界も技術の進歩で、もっとクリアな感じに仕上げようとも出来るのでしょうが、そうではない点もウレらしさを感じます。
作品の描き方にさえ、温かみ、柔らかさ、優しさ、機械的ではなく人間性の感じられるものが表れているのでしょうか?

 

お話しするとキリがありません…でも、ウレそしてフジムラコンテンポラリーアートファンの一人として、一人でも多くの方に、これらの作品を鑑賞してもらいたいと思います。またお邪魔しますね。

 


 

今回は、ウレリトゲン作品のコレクターでもあるMさんに、熱い思いを語って頂きました。嬉しい限り!本日も札幌からのお客様がご来店下さいました。是非、GWを利用して皆さまも足を運んでみて下さい。

5月は、別のアーティストの企画に変わりますが、新作はいつでもご覧いただけるよう準備しております!!!Mさん、ご協力有難うございました(^-^)

 

尚、ウレ・リトゲン展のみならず、毎月のお知らせハガキをご希望の方は、こちらからどうぞ↓

www.fujimura-art.com/dmApply.html

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