本日の『FCA海外ツアー第4弾~台湾編~』レポーターは、アート歴の実に長い、そして作品コレクションも素晴らしいTOMOHISAさま。
厳しい審美眼を持ち、コレクターのTOMOHISAさまにレポート頂くのは、今回の台湾ツアーの目玉でもある「故宮博物院」見学です。お楽しみくださいませ。
ツアー2日目、朝から世界四大博物館の1つ故宮博物院へ行きました。私自身、今回のツアーで一番楽しみにしておりました。着いた瞬間、まず堂々たる外観にびっくりしました。
「さずが台湾の宮廷だなあ」と感じました。5年前にリニューアルしたので、外観も凄く綺麗でした。朝早くからの集合にも関わらず、館内に入るとすでに観光客がたくさんいました。
この故宮博物院には宋・元・明・清時代の中国の美術工芸品が約68万点も収蔵されています。展示は1階~3階までで、絵画、書、陶磁器、青銅器、彫刻品等が展示されています。添乗員さんの案内でおもな展示品の説明を受け、フリーの時間は30分と言う強硬スケジュールで、あっという間の2時間でした。正直言って、時間が足らなかったのが残念です。機会があればもう一度、行ってみたいと思います。
最後に私が印象に残った展示品を3点ご紹介させて頂きます。
・豚の角煮にそっくりです
・石材を加工し表層面を染色したものです
・ヒスイ彫刻の最高傑作と言われています
・白菜の上にとまっているキリギリスとイナゴは子孫繁栄を意味しています
・この枕は日用品として使われていました
・赤ん坊は衣服の上に模様の入った錦織のベストを着ています