2017年のとある日に極少人数で開催された、作家との対談の様子をお届けします。
- K. ASHINO『宇宙』新作発表直前 対談 -
司会者:まずは、フジムラコンテンポラリーアート(FCA)で作品発表して思う事があれば教えて下さい。
K. ASHINO:FCAコレクターの皆様は経験値が高いにも関わらず、自然と会話の中で新たなヒントを下さいます。自分にとって、ここは楽しい場でもあり、緊張の場でもあります。ですが、今では無くてはならない場所だと思います…。
全員:確かに・・・書家とは言えない程、作品幅は広いですものね(*^。^*)!
オーナー藤村:では次に、「ブロックアート」を作った時の思いをお聞かせ下さい!
K. ASHINO:実は、作品が完成形に届く前から「枯山水」がイメージにありました。“石庭”を作品空間内に収めてみよう!と思い、随分と試行錯誤致しました。
オーナー藤村:ですが、その感性だけに留まらず、もっと書道の世界を広く表現すべく、取り込めるものが何か他に無いか?と話し合いしましたね(*^▽^*)?
K. ASHINO:そうです!一番大切にしたのが、書する時の“筆の軌道”です!!!
全員:ふむふむ…(´・ω・`)。確かにそれ、説明を聞いて驚きましたね( ゚Д゚)
コレクターO様:でも、こんな風に「書」からかけ離れて全然違う作品を作るって、とても大変な作業ですね( ;∀;)。
K. ASHINO:そうですね!本当に大変でした。書道の前にアクリル加工を学ばなきゃ!!みたいな時間が本当に長かったです。あははは…(*_*;
コレクターO様:だから私は個性的に自宅で飾っています。水槽の中にサンゴやイルカのガラスのオブジェとブロックアートを一緒にして、海を連想させるよう工夫しました!
次回ブログに続きます(*^^)v