吉野公賀『絆シリーズ』のご紹介 1/2

本日は、今、公開中の吉野公賀作品の中でも代表作である『絆シリーズ』のご紹介をしたいと思います。作品に込められた温かく、そして、力強いメッセージを併せてご覧下さいませ。

では、絆シリーズスタートです!

goldenboy ~自分探しの始まり~

golden boy~自分探しの始まり~

golden boy~自分探しの始まり~

 

golden boy~自分探しの始まり~

【黒い樹】が意味するもの、それは人間の姿、心である。
【七色の大地】が意味するもの、それは地球という惑星そのものである。

実を実らせ、種を残すもの、咲いては落ちて土に還り、次の命を育てるもの…。細胞の一つ一つが集まって出来ている一本の樹木は、まるで人間の命そのものである。私達人間も一人一人分かち合い、“絆”あってこそ生きているのだということをこの物語は教えてくれる。

 

この『goldenboy』は、自信に満ち溢れている将来の自分にスポットライトが当たった姿である。それは、まさに成功への道しるべ、ここから本当の自分のストーリーが始まる。

 

beautifulday ~ 生命の美 母なる大地~

beautifulday~生命の美 母なる大地~

beautifulday~生命の美 母なる大地~

 

beautifulday ~ 生命の美 母なる大地~ 

一見、何の変哲もないこの大地は数え切れない生命を抱いている。
夜明けとともにまた今日も一つの種が芽を出そうとしている。
星が祝うように輝き、この日がたった一度しかないことを告げてくれる。
私達が生まれた日も、ちょうどこんな日だったのだろうか。
新しい生命の誕生はいつも皆に ”初めての記憶” を思い出させ、何でもない日を美しい日にしてくれる。

 

independence ~ 支えのもとで~

independence~支えのもとで~

independence~支えのもとで~

 

independence ~ 支えのもとで~ 

見上げるほどの大樹。

一粒の種が根を張り巡らせ ”大樹” と呼ばれるようになるまでには、潤す雨、恵みとなる太陽、健やかな大地、様々な支えが必要である。一人で立てるようになるまでは、周りの様々な支えを必要とすることを歳を重ねながら知っていく。

これは私達も同じである。

若木がやがて根を張り巡らせながら大地を支えるように独立することは、他の命を支えることでもある。

 

one in a million#1 ~ただひとつの生命 誕生~

one in a million #1 ~ただひとつの生命 誕生~

one in a million #1 ~ただひとつの生命 誕生~

 

one in a million#1 ~ただひとつの生命 誕生~ 

気の遠くなるような歳月を経て、この大地は命を育ててきた。私達人間も、同じように父から、母から命を受け継いできた。

この世界にそっと芽を出した命の不思議は、この上ない歓びを親に与えたに違いない。生まれてきてくれてありがとう。

すくすくと育つこの幼木も、これからたった一つの物語を歩み始める。

 

one in a million#2 ~ ただひとつの命 自我の芽生え~

one in a million #2 ~ただひとつの生命 自我の芽生え~

one in a million #2 ~ただひとつの生命 自我の芽生え~

 

one in a million#2 ~ ただひとつの命 自我の芽生え~ 

ある日、自分とは別の姿、形、考え方も異なる樹が生きていることに気付く。異なる種から生まれてきた自分以外の樹。

他の樹の形、色、生き様を知ったときに初めて、この惑星にたった一つしかない自分という樹の希少さを知る。

万物の中でただ一つの命。私達人間も一人一人、かわりのきかないただ一つの存在。

 

 

『樹』 を通して成長していく人間の過程を表現したこの 『絆』シリーズ作品。

私達日本人は、「3.11」についてたくさん考えさせられています。改めて、人と人との繋がりを考える素晴らしい機会に、私達フジムラコンテンポラリーアートは、この 『絆』シリーズを一人でも多くの方にお伝えしたいと思っています。

シリーズの後半は、次回のブログでご紹介いたします。お楽しみに!

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