スティーブ・ホールマーク来日展情報も、第4回目となりました。皆様にはお楽しみ頂けていることと思いますが、いかがでしょうか?
フジムラコンテンポラリーアートは、いつも色々な斬新なイベントを開催し、目新しいものが多いので、よくアイデアが途切れませんね…とお声をかけて頂く事があります。これについては、アーティストの皆様に恵まれているおかげです。
日頃からアートに触れている私達スタッフが、「驚くもの!」「感動するもの!」「初めて目にするもの!」であれば、きっとお客様も、『ビックリ仰天★~』のはずだと思っています(笑)シンプルですが、心が感動する事をいつも大切にしています。
今日は、今月のイベントスティーブ・ホールマーク画伯の住むアメリカ合衆国アリゾナ州 セドナの事をご紹介していきたいと思います。せっかくなので、真面目な情報提供のみならず…私達スタッフの大好きな「お食事」編で一部攻めていきます!!!
日本からですと、成田→ロサンゼルス→フェニックス国際線一本で行けるところではありません。長い旅ですね…今回の写真は、当ギャラリー代表の藤村がニューヨーク滞在中に、セドナに住むスティーブ・ホールマーク氏を訪ねた時のものです!
この時は1月。日本もニューヨークも大変寒い真冬の季節です。よって、写真の中の2人の洋服に違いが大きくあります(スティーブホールマーク氏はTシャツ、藤村はタートルネックのセーター!)きっと藤村は暑くて大変だったと思います。藤村は、前日のニューヨークでマイナス3℃を体感。
翌日のセドナの日中はたまたま温かく10℃越え。日当たりがよいと温かさを超える感じもある…と。一応気候上、セドナにも冬があり、1月はその真冬にあたります…(+U+”)
セドナはメキシコの移民も多く住むエリアだそうで、この日に出掛けたレストランもメキシコ料理だと。カジュアルな料理も多く、ビール片手にスナック菓子のようなラフな食事をするスタイルもごく普通。
しかしながら、あのロックフェラーが別荘を持つという…スーパーハイレベルな高級リゾート地でもあります。ホテルもかなりハイレベルです。アメリカ人の中でも仕事をリタイアした後、ここに移り住むのが夢と語る方も多く、全米注目の町でもあるのです(全米で最も美しい街にも選ばれた場所です)。
自然もダイナミック!勿論ですね。パワースポットとしては世界で最も有名な場所。それは、地球がこの世に誕生してからの長い年月の間に多くのドラマがあったから…。
今から遡ること…3億3千年前。約1億年の歳月をかけてこのセドナの大地は7回も海底に沈んだりしてきたのだそう。10層に分かれるセドナの断層の最も古く、深い岩盤は、メキシコからカナダまで繋がる海底の岩だったそうです。よって、貝や珊瑚、魚の化石や(化石で最も有名なアンモナイト)なども多く残る特別な場所となっています。
長い年月をかけてこれらの大地が出来た上、ようやく200万年前、地殻変動や噴火の繰り返しで、現在のセドナが姿を現します。世界で最も有名なパワースポットとなったのは、これらの地球上の長く特別な歴史がそうさせたのかもしれません。私達、人間の力の及ぶレベルではないのでしょう。
藤村もこの場所をスティーブホールマーク氏に案内され、あちこちに足を運んだ中でも、過去にない体験を幾つかしているようです。車を降り、エンジンを切ると、そこは無音の世界。鳥の鳴き声ひとつしない…無音。
そんな中、出逢った一組の親子。少年はその場所で泣きじゃくっていた…なぜ?彼の父親が、「僕の息子は、ちょっと病気を持っています。年に一度、気分転換のつもりでここに足を運ぶのだけれど…その度、なぜかここで涙が止まらなくなるんだよ。」と。
「きっとここには、僕達両親でも分からない特別なパワーがあって、息子の心のリフレッシュになるのか…?思いっきり泣いてね。だけど、帰る頃にはとても元気になるから不思議なんだよ。」
この特別な場所のパワー。それを世界ではパワースポットと呼びます。日本で有名なパワースポットは、伊勢神宮や富士山。皆様もちょっと想像できますか?
尚、「パワースポット」という言葉も実は造語です。こんなに有名な言葉なのに不思議ですね…また、このパワーの源は、「ボルテックス」と呼ばれるものの存在があります。では、ボルテックスとは何…?
ボルテックスとはラテン語で「渦巻き」という意味です。ここからパワーという言葉に繋がるのですが、ではこの「渦巻き」とは…?
大地からの強いエネルギーが渦を巻いて放出されている。そんな渦巻きが強く起こる場所がパワースポットです。そこには、神秘的なパワーが宿り、そこに行くとエネルギーが人々に癒しを与えたり、みなぎる力を与えたりしてくれるのだそうです。
木々は真っ直ぐに伸びず、ねじれたり曲がったりしています。それもボルテックスによるものだそう。強い渦巻きは磁力です。強すぎて、自然の中で当たり前のことが当たり前でなくなるような場所…それがセドナ。
旅人の記録に目を通すと、磁力が強すぎて腕にはめていた時計の時間が狂う…という話も非常に多く見られます。世界中の人々が訪れたくなるヒーリングスポットですね。
ちょっと話題を、「食」に戻しましょう(笑)。
よくご覧下さい。お刺身が並んでいます。なんとセドナにある日本食のレストラン。藤村がスティーブ・ホールマーク氏に連れて行かれたお店のひとつです。こんな日本食も食べることが出来るのですね…しかし、マグロはルイベのような半解凍状態だそうです(・U・”)**★
もうすぐ日本上陸のスティーブホールマーク氏ですが、本場日本の美味しいお刺身を食べて頂きたいものです。また続編をお届けします。皆様もこのブログでセドナやスティーブホールマーク氏について興味が湧きましたら、是非、ギャラリーまでお越し下さいませ。