初めてギャラリーでお客様とお話したスティーブホールマークご夫妻の様子。これまでに掲載した写真と違い、ちょっと緊張したご様子(?)な気が少々します。私達スタッフもまだ慣れていないせいか…笑顔より、話に集中。驚く話も大変多く、感心しっ放しでした。
今回の来日は、計画の段階では余裕のあるスケジュールに感じていました。しかしながら、実際に来てみると、「見るもの全てが新鮮で、驚きの連続!」。
ずっと通訳と観光含めた案内の役割で同行した藤村も、自分より年齢を重ねているスティーブホールマーク氏のピュアさに感心していたようです。特に木造建築の建物や、道路わきの木には関心が高く、樹木を抱き、静かに木と向き合ったりしていたそうです。湿度の高さなどから、同じ種類の木でも、皮、固さ、葉、香りなど様々異なることに、一つ一つ確認でもするかのような様子であったと…。
また、日本の質(レベル)の高さにも大いに驚き、インターーネットやテレビから得られる情報より、遥かに「素晴らしい!」ともお話されていました。私達日本人も、もっと海外に目を向けて、日本の良さを理解する必要があるな…と、思わずにはいられません。
この日は、日本らしい歴史ある物についてお話していました。ちょうど写真にあるように「扇子」について会話しました。
スティーブホールマーク作品で、扇子のような日本的なものを表現出来ないものか…?と。非常に難しく、また、セドナに帰ってからの宿題だとも話していました(笑)
日本へ来日したことで、異文化に直接触れ、圧倒的な量の感銘を受け、今後のさらなる活躍に繋がる経験ができたことに違いはありません。子供のように「感動」するアーティストですから、おそらくまた新しいオブジェへの挑戦にも繋がるのでは…?と期待しています。