吉野公賀【心の雫】展にて、アーティスト吉野公賀先生がもたらす歓びの“雫”を公開。
表題の『雫』が意味するものはアーティストがもたらす“想い”です。国籍、人種、駆使されている画材や表現方法は違えど、ARTという世界共通のフィルターを通して滴る、届けたい想いやメッセージは1つ。そんな気持ちを込めてお届けしている企画です。
2月2日には、今展のメインとなるアーティスト、吉野公賀先生にお越し頂き、 特別な座談会が開催されました。座談会とは、今展で発表となった先生の新作についての思い入れ、作品のストーリーなどをお話いただく…という、アーティストの心内に触れられる大変貴重な時間!
とは言え、吉野公賀先生とフジムラコンテンポラリーアートが出逢ってから今月で早2年…ちょうど1年前の昨年2月、『吉野公賀 TRICK ART展』にて 先生とお話頂いたお客様との再会もあり…フジムラコンテンポラリーアートらしく、終始美味しいお茶とお菓子を頂きながらの歓談会となりました♪
ここで、ギャラリーに展示している新作&先生からの作品解説を ちょこっと公開しちゃいます d(・ω・d★)
題 名:花メダル
制 作:2013年
サイズ:F4
技 法:キャンバス、アクリル
個人的には、一つのスタイル(構図)を確立できた吉野公賀らしい作品だと思います。色彩や細かい部分を少しずつ変えながら、似たような作品を繰り返し描いていく予感がします。遠近法を使い、手前の滝がより美しく見えるように工夫しました。
頑張った人にメダルを掛けてあげるように、命を育み、私たちを守ってくれる存在に対して、感謝の「花メダル」を掛けているイメージです。
吉野公賀画伯も、再会するまでの約1年間は地元・岐阜で度々個展やグループ展を開催され、技術の更なる向上、新たな世界観の確立を目指し…何よりもARTを楽しむお客様の「心」に触れ、作家として今後どうあるべきか…??などと自身に磨きをかける、深く濃厚な1年をお過ごしだったとのこと。新作に対しても、色彩の分配や表現が広がったとおっしゃていました。
後日、この座談会にご参加いただいたお客様から、
「今年は先生にお会いできないと思っていたので本当に嬉しかったです! 新作もとても印象に残りました…素敵な作品でずっと見ていたいくらいでした(笑)和気藹々と皆さんとお話できて楽しかったです!貴重なお誘いを本当にありがとうございました★」
と、嬉しい感想メールを頂きました! アーティストの生の声を聞く、アーティスティックな時間を共有する…日頃なかなか出来ない経験ですが、ギャラリーだからこそ出来ることなのだな…と、創意工夫を続ける作家の【心の雫】に触れて… 画廊とは特別な空間なのだとスタッフ一同も改めて噛み締められた座談会でした。
急な開催にも関わらずご来場頂いたお客様…誠にありがとうございました!また、今回お仕事などで急遽来れなくなってしまった方々も、このような素敵な企画がありましたら次回は是非ぜひお越しくださいませ☆