「最近…」シリーズのブログも、板についてきた今日この頃。軽い感じのスタートの割には、結構、中身の濃いブログも含まれているので…『見過ごし要注意☆』です。
横浜情報に、さりげなく作家情報をミックスさせる、何気ない手法に惑わされる方も多いでしょう。そんな中、今日は、作家情報ともまた異なる海外バージョンのブログをお届けしたいと思います!!!
このブログをご覧頂いている皆様はご存知でしょうか?
私共フジムラコンテンポラリーアートのオーナーが最初に開いた画廊がニューヨークだということを…。当然、アメリカ人社会の中での戦いは容易いものではなく、当時の苦悩はよく耳にしたものです。
藤村が画商になって、およそ26年。後に、今のフジムラコンテンポラリーアートを横浜元町にオープン。このフジムラコンテンポラリーアートも今年で8年。月日の流れは早いものです…。
当然、その間、世界は変わり続け、経済の影響を受け、アートの在り方も変化し、特にデジタル化が進み、自然災害も事件も…さまざま時と共に流れました。
このニューヨークという所は、やはりアートが溢れ、豊かさと自由と歴史までが揃う場所に違いなく、魅力溢れる街で成長し続けているようです。
当然、世界中から訪れる観光客が溢れ、美術館や有名レストランには行列。活気に満ち溢れ、喧騒の中…と言う典型的な印象の中、メトロポリタン美術館での思い出を教えてもらいました。
藤村が大学生活を送っていた頃、授業で毎日のように通ったメトロポリタン美術館の一角。そこには最初に感銘を受けたラトゥール作品が飾られています。
場所も何も変わらない状態で…考えみて…というより想像してみて下さい!20年以上もの長い月日を同じ場所で過ごす作品のことを…。世界中から訪れる観光客が、何年経っても、同じ場所で同じ作品を鑑賞出来る素晴らしさを。また、藤村は言います。色に変化があると…。
人が時を超えて作品を愛し、見ることにより感動を覚える…。
これはアート以外には果たせないものだと、改めて確信し、そういう意味で学習の時間となったニューヨーク時代。
フジムラコンテンポラリーアートでご紹介してきた作品達は、様々なジャンルで、まさに最先端の物もありますが、古典アートを十二分に堪能すればする程、こだわりに間違いがない事を痛感させられ、フジムラコンテンポラリーアートに関わる全ての方へ、この素晴らしさを長きに渡り、共感頂きたい旨を、このブログの最後の言葉にしたいと思います。
作家にもお客様方にも、精一杯のエネルギーで制作頂き、鑑賞頂き、心より感謝します。アートは長く向き合う事に喜びを感じるもの…制作者も鑑賞者も、末長く…の精神で、その時を大切にして頂きたいと思います。