早いもので、2015年も残りわずかとなりました!今年最後のブログで、フジムラコンテンポラリーアート(FCA)の一年をちょっとだけ振り返りたいと思います(^u^)♪今年も多くの方に支えられた貴重な一年でした。まずは、それに対して、心よりお礼申し上げたいと思います。有難うございました!!!
本年度も濃厚だったFCA★年の始めにはネイト・ジョルジオ画伯のダイヤモンドダストシリーズの企画展。昨年の12月からの引続き企画でした。
その後、久しぶりにキム・ソングン画伯に新作発表頂きました!キムソングン画伯の人生を映し出す『セサンバクロシリーズ』に準じて、デペイズマンの世界と題した最新作にTRY頂き、世界に先駆け、日本で発表。FCAでも大きな反響がありました!
ちなみに、日本発表後、母国韓国でも発表。新しいキムソングン画伯の世界を切り開くシリーズともなり、FCAとのコラボがいかに斬新か!?などと面白い会話も出来た有難い企画でした。その企画では、キムソングン画伯のアトリエを訪問するツアーも組み、一部のお客様がその貴重な体験を味わう事が出来ました。
星の数ほどあるギャラリーの中でも、作家のアトリエを直接訪問できる機会は早々ない…と自負できるツアー。こればかりは作家の協力なしでは成立しない企画。有難さもひとしおです。
次に開催されたBIGイベントは、 K.ASHINO画伯(書家)の最新作発表展『色脈ーSHIKIMYAKU-』。その名の通り、色の脈打つ姿を書家であるK. ASHINO画伯が表現した稀な書作品。まさに、コンテンポラリーなアートで、将来の海外デビューを夢見て、制作して頂きました。
書作品 = モノクロ = 墨の世界。
この基本概念を覆す新たな趣向は、当然FCAのVIPに驚きと感動を与えました。勿論、スタッフにも衝撃が!!とにかく、作品紹介のファイルと説明のトークをまとめるのに、恐ろしく苦労した作品でもあったので、当時のスタッフ間には緊張が走りまくり…(-。-)でした(笑)
結果、ご所蔵頂いたお客様方と新しい経験…でも、書道の世界を垣間見て頂きたい!!!という理念から、篆刻体験を実施。(^。^)y-.。o○
几帳面なお客様方が多い事を改めて実感。初体験のお客様ばかりのご参加だったにも関わらず、恐ろしく 「う・ま・い!!!」。恐るべしコレクターと、スタッフで囁き続けました(笑)
次に開催されたのは、ゲーリー・ウェルティ画伯の来日イベントです!アメリカロサンゼルス ハリウッドで大活躍中のゲーリーウェルティ画伯。ハリウッドでは映画の仕事に携わっていらっしゃいます。おそらく、誰もが知るような世界的に著名なハリウッド大作映画ばかりです。そんな大変多忙を極めるゲーリーウェルティ画伯が発表してくれた作品が、『Night Rainbow』シリーズ。
これもまた過去に無いタイプのアクリル作品でした。日本でも活躍が長いゲーリーウェルティ画伯は、おそらくかなりの数のファンが日本には存在していると思います。…が、定期的な新作発表がしばらく無かった為、この再開された新作発表は大いにファンの心をわしずかみ!!!!
日本では、FCAでの活動のみに絞っていらっしゃる為、スタッフとしては、「最高☆」なのですが、古くからのファンの皆様には全て伝えられず…。今後、より一層力を入れて、このゲーリーウェルティ画伯の活動を、日本でも広めていきたいと思っています。
そして、いよいよ…今年も大詰め。この年末に開催されたFCAアイドルの企画展(^u^)………そうです!『つだなおこ展』(^。^)y-.。o○
鉛筆画の巨匠でありながら、遊び心が豊かでチャーミング★☆既存の鉛筆の技法だけに捉われることなく、新たな技法や鉛筆の見せ方を追求・研究。FCA藤村との難しい話し合いに果敢に挑みながらも、楽しむ事を忘れない作家としての姿勢は、FCAコレクターの心をがっしり掴む。ある意味、凄腕の作家です。
今展は2年ぶりの新作発表。『旅する幻影 -光と影- ボブの幻想旅行記』と題した企画展ですが、この長いタイトルに秘められたユニークなストーリーと驚き溢れる展開が、観る者の心も豊かにしながら、私達スタッフにも毎度楽しみを提供してくれる…超☆おススメの企画展です。
今展は、年明け1月末まで開催延長致します。ご来店が、まだの方がいらっしゃいましたら、是非、足を運んでみて下さいませ。一見の価値ある企画展です(^_-)-☆
その他の活動として…藤村は、アメリカロサンゼルスに出張し、ネイト・ジョルジオ、ゲーリー・ウェルティ、スティーブ・ホールマークに会い、新作や将来、日本のファンについて語り合いました。
こうして海を越える藤村の行動力のおかげで、アメリカの作家たちともコンセンサスが取れ、その後日本ではバリエーション豊かな最新作が発表されています。
ネイトジョルジオ画伯は、ダイヤモンドダストシリーズ。前代未聞の画材と技法…。輝きを放つまるで宝石のような作品でした。
ゲーリーウェルティ画伯は、Night Rainbowシリーズ。マリンアーティストは、モチーフに限界がある為、どうしても変わり映えのしない新作に見えがち…。ですが、圧倒的な存在感を放つNight Rainbowは、ゲーリーウェルティ画伯自身がハリウッドの映画業界で腕を磨き、センスを磨き、努力し続けた結果、生まれた技術とアイデアで完成させたもの。有り得ない貫禄の作品でした。
スティーブホールマーク氏は、今年、新作発表を行わない代わりに、アメリカでの新たな建築物への挑戦と、そこに展示する大きなサイズのオブジェを制作していたそうです。日本で発表する新作は、新たなデザインまたは発想を必要としているので、近い内にチャレンジしたいと話してくれています。それに今後期待したいと思っています。
2015年度も…あと数時間で終了。
新しい年を迎えます。
どうぞ皆様、良いお年を。
また来年、お会いしましょう(^u^)♪