キム・ソングン画伯、初めての北海道 札幌展示を開催!

2009年4月、北海道は札幌にてキム・ソングン先生の作品(版画・原画)を展示しました。

会場となった札幌市教育文化会館

過去に、青森県立美術館では展示したことがありましたが、それよりも北の北海道では展示したことがなく、今回が初めての展示でした。

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目次

札幌市教育文化会館にて開催

「日常の向こうへ」シリーズ。全10作
「日常の向こうへ」シリーズ。全10作

今回が初めてという事もあり、どれくらいの方にお越しいただけるのだろうか?という不安がありましたが、終わってみればその不安は喜びに変わりました。

何故かというと、期間中とても多くの方に来場いただいたからです。

一度もキム・ソングン先生の作品を展示したことがないエリアでこれほどの多くの方に来場いただき、皆様から「青の色が綺麗」「落ち着く」「癒される」などのお言葉をいただました。

昨年2月にキム・ソングン先生と会い、日本独占契約を結んでから約1年間、ギャラリーや高島屋さん、イトーヨーカドーさんなど、その他さまざまな場所でキム・ソングン先生の作品を展示してきました。

また、少しでも多くの方に知っていただけるように、プロモーション活動もして参りました。その結果、まだ展示したことのない北海道の方々にも知っていただくことができ、今回の展示を楽しみにしていただいていたのです。

もちろんとても嬉しいことなのですが、これには本当に驚きました。それと同時に、着実に広がっていることを実感しました。

お客様との久しぶりの再会

会場では実際に本物を見ていただき、キム・ソングン先生の描く作品の青の色の美しさ、青空の世界、作品のテーマである「日常の向こうへ」を楽しまれているようでした。

青い空に白い雲、そして少しのモチーフ、そのどれもが誰にとっても馴染みのあるものであり、それは国・時代が違っても変わらないものです。

だからこそ初めて見てもどこか懐かしいノスタルジックな印象を受ける。それがキム・ソングン先生の作品の魅力の一つではないでしょうか。

ここで札幌会場にご来場いただいたお客様の声を紹介いたします。

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札幌展にご来場いただいたお客様からのメッセージ

お1人目のファンの方は、和子様です。
お仕事を長年頑張ってこられ、現役をちょうど引退された時期にキム・ソングン先生の作品に出会いました。

最初は壁に飾っている版画作品を見て「気持ちのいい空を描く方ね」とおっしゃっているのみでした。

しかし、原画作品をお見せしたとたん釘づけになり、今までは空にだけ目が向いていた中、原画作品では椅子や麦わら帽子の質感に目が留まり、「椅子と麦わら帽子が本物みたいで、味があるところがなんだか懐かしい感じがする。近い国(同じアジア)の画家だからこそ共感できる部分があるのかもしれない…」と、視野の広がるお話に膨らんできました。

和子様のお言葉は、長い月日を一生懸命に頑張ってこられた方だけに、私にとり大変感慨深いもので、30代の自分から見た人生の先輩の深みと大きな想いのある言葉に感じました。

様々な想いを持って語っていることが、心から伝わってきました。これからは今までの忙しさとは違う日々の中で、キムソングン先生の作品をゆっくりと楽しんで頂きたいと思っています。

感動して頂いた後作品と思い出のツーショット
感動して頂いた後作品と思い出のツーショット

お2人目のファンの方は、N様です。
N様は以前、資料でキム・ソングン作品を見た時から「きれいだな、見てみたいな!」と思っていただいていたそうです。

そして、絵柄はもちろん好きとのことですが、何よりキム・ソングン先生が大自然の広がるガピョンという場所で育ったこと、今は環境汚染があるので子供の頃に見た青い空を思い出して描いているということ、「今の時代忙しすぎる日々を過ごしている人が多いので、自分の作品を見ることによって子供の頃のような純粋な気持ちを取り戻して、空を見上げる心のゆとりを感じてほしい…」というキム・ソングン先生の考え方に共感したそうです。

そのうえで、「空の青に癒され、吸い込まれる感じがして、とってもいいですね!全体的に優しい感じが好きです!」と感想を頂戴しました。

ほんのりではありますが、目頭を熱くして見ているお姿がとても印象的でした。N様にはいつかキムソングン先生に直接会っていただき、言葉が通じなくとも人柄を感じ取って頂くような機会を作りたい…と思っております。

2日間お越しいただいた清野様です!

3人目のファンの方は、清野様です。
清野様のキム・ソングン作品との出会いは、なんと今回の札幌ではなく昨年10月に開催した青森県立美術館です。

私共の企画の展示会に遠く札幌から御来場いただき、“日常の向こうへシリーズ”の10枚の版画作品を見たのがきっかけでした。その時から「素敵な作品だな…」と思っていらっしゃったとのこと。

そして、いよいよ札幌での初展示!ということで、ましてや今回は原画も出展するため、とても楽しみにしていただいていたそうです。「青の色がきれいだな」と思っていたそうですが、今回、清野様が気に入られたのはピンク色が入った作品でした。ピンクはもともとお好きな色で、「見ていると落ち着くしリラックスできるから」と。

清野様が気に入られた作品!
清野様が気に入られた作品!

確かにこの作品は光があたらないと紫に見え、光があたるとピンクに見えたりと変化する色合いで、青の色とのバランスも柔らかい感じをかもしだしています。

また、清野様は生け花の世界に精通しており、現在草月流に属しています。「生ける人の自由な思いを花に託して、自分らしく、のびやかに花をいける」というポリシーで数々の生け花展に出展されています。

このレポートページを読んでいるお客様の中にも清野様のお花をご覧になっている方がいるかもしれません。

青森県立美術館の会場風景
青森県立美術館の会場風景

なお、師匠からつけてもらうあるいは師匠から一文字もらい、技術段階によって決まった字を用いるといわれている「雅号」もお持ちの方です。「清野紫虹(せいのしこう)」さんです。とても素敵なお名前です。

今回のキム・ソングン作品との出会いによって、今ではキム・ソングン先生の青の色がますます好きになり、その青のイメージでお花をいけたり、洋服も自然と青色のものを選ぶようになったそうです。

生活の中に少しずつ先生の青が入ってきているとは…まさにキムソングン先生が伝えようとしていた「青への想い」が浸透しているのかもしれません。

手作りケーキを頂きました♪

ここでご紹介させていただいたお客様はほんの一部の方です。新しいキム・ソングンファンは増えています!うれしい限りです。また、展示会にふらっと立ち寄った方がキム・ソングン先生の作品集を買っていただくこともできました。

とても美味しいです♪
とても美味しいです♪

これからもギャラリーはもちろん、なかなかギャラリーまで来れない地域の方までご覧いただけるよう、各地をイベントで巡回したいと思っています!!皆様にいつかお会い出来る日を楽しみにしています!!

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