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アーティスト紹介

    内藤貞夫 Sadao Naito

  • Sadao Naito

    作家メモ

    ≪肩書き≫
    ・東京イラストレーターズソサエティ会員
    ・WWF(世界自然保護基金)ジャパン会員
    ・日本野鳥の会会員
    ・日本ワイルドライフアート協会顧問

    欧米諸国では、ワイルドライフアート(野生動物を描く芸術)というジャンルが確立されています。そのアーティスト達は、自然の威力、雄大さ、はかなさを生々と伝え、そこに棲息する野生動物の表情、俊敏な動き、生態を、冷静な科学的な眼と芸術的なセンス、また自然保護の姿勢を持ってその世界を作り上げていきます。

    私達日本人も、茶道における美意識、自然を背景にした庭園など、自然にまつわる様々な要素を日常生活に取り入れ、その美しさを愛でる心、精神、生きる物を慈しむ心などを持っており、それはワイルドライフアーティストの芸術的感受性と相通ずるところがあるのではと、感じています。

    ここ百年で何百種類もの野生動物、植物が滅び、今もなお滅亡への道を辿り続ける種は後を絶ちません。地球が誕生してからの年月を思えば、百年なんてほんの一瞬でしかありません。新しい世紀、私達が彼らへの畏敬の念と、理解を抱き、そして野生の美と素晴らしい価値への再発見を、私の作品を通して、自然の環境について契機となれば幸いです。

    FCAでは、アメリカ アリゾナ州セドナのアーティスト スティーブ・ホールマーク 氏との出逢いにより、レッドロックとそこに住むコヨーテの作品を制作し、発表しています。

    新境地を求めた作品が今や海を渡り、ワイルドライフアートの本拠地とも言えるアメリカにて開花しようとしています。これからも様々な取り組みでチャレンジしていきます。

  • Biography

    1947年 東京都生まれ。
    1986年 ユナイテッド航空「アメリカの自然シリーズ」制作。日経広告賞部門賞受賞。
    1987年 電通賞サービス文化部門賞受賞(ユナイテッド航空)。
    1989年 電通賞優秀作品賞受賞(サントリー)。
    1990年 毎日新聞カラー広告賞受賞(サントリー)読売広告大賞選考委員特別賞受賞(JR東海)。
    1991年 銀座 玉屋ギャラリーにて個展開催。
    1992年 講談社「年鑑日本のイラストレーション」作家賞受賞。
    1993年 アメリカ レイ・ヨーキー・ウッドソン美術館主催「バードインアート展」入選。
    1994年 銀座 玉屋ギャラリーにて個展開催(2回目)。
    1998年 社団法人全国通運連盟の環境保護ポスター制作(2年連続)。
    1999年 「バードインアート展」入選(2回目)。
    2001年 第一回ジャパンバードフェスティバル ワイルドライフアート展「山階鳥類研究所所長賞」受賞。
    2007年 フレーベル館100周年記念画集「内藤貞夫の動物」出版。
    銀座 文藝春秋画廊にて「内藤貞夫展」開催。
    2009年 アメリカ 「バードインアート展」入選。
    2010年 銀座 文藝春秋画廊にて「内藤貞夫展」開催。
    2011年 Socitey Of Animal Artists(SAA)会員。
    2012年 銀座 文藝春秋画廊にて「内藤貞夫展」開催。
    ジャパンバードフェスティバル2012ポスター制作。

    2008年3月 FCAでの初個展 『ジョウ・ナイトウ展』 を開催。

    2013年5月 『JO NAITO最新作発表展/来場特別企画』 を開催し、FCA独占契約作品“悠久の大地”を発表。

    2013年6月 スティーブ・ホールマーク氏との合同企画展 『STEVE HALLMARK & JO NAITOの世界』 を開催。

    2014年11月 『内藤貞夫展』 を開催し、FCA独占契約作品“捕食”を発表。

    2016年11月 スティーブ・ホールマーク氏との合同企画展にて 『セドナに生きる動物たち』 を発表。

    2020年3月 STEVE HALLMARK来日&内藤貞夫来場展『THE SEDONA』 を開催。

  • Art Works

    “悠久の大地” (2013)

    “捕食” (2014)

    “トラフズク”水彩 (2014)

    “雪景雷鳥図” (2007)

    “看板犬じゅん” (2013)

    『セドナに生きる動物たち』シリーズ (2016)

    『セドナに生きる動物たち』シリーズ (2016)