(鉛筆画)チワワのくーよんちゃんを描いたペット肖像画の完成事例
記念すべき第一弾!!
ペット肖像画製作所「鉛筆画」の完成事例をご紹介いたします。
「肖像画」というと1作に主役の1匹をイメージされる方も多いかと思いますが、こんな素敵な多頭オプションもご依頼いただけます。
1枚の絵に2匹を描く「ダブルポートレート絵画」をお楽しみください♪
【鉛筆画】ペット肖像画のご注文/ダブルポートレート
お客さまの“ウチの子”は2匹のチワワ、くー&よんちゃん(くーすけ君&よんよん君)。
くーすけ君を亡くされた後、2020年9月に弟分であったよんよん君も天寿を全うされました。
最愛の家族である愛犬を失って悲しみも明け切らない飼い主さまが、くー&よんちゃんとの思い出が詰まった元町を散策していた中、ペット肖像画製作所のイベントに立ち寄って下さったことがご依頼のきっかけです。
屋外に飾っていた、大きな鉛筆画に目を留めていただきました。
くー&よんちゃんとの思い出を辿るように歩いていたご夫妻にとって、 目に留めていただいた“モノクロ画”は、想い出を呼び起こすような、記憶の中を映し出すような、そんなシンパシーを起こすものだったのかもしれません。
ペット肖像画製作所で打ち合わせ
実際にどの写真を作品にするか決める打ち合わせでは、
「どの写真も絵になり愛くるしい…どれが良いですかね?」
と、ご相談下さり、スタッフ目線のアドバイスも尊重していただけました。
兄弟のようだった2匹。
「一緒に写っている写真をもとに1枚の絵にしたい」というご希望があり、2ショットの参考写真を提出いただき、お話し合いを進めました。
ペット肖像画については
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【鉛筆画】ペット肖像画の完成
参考写真と比較すると分かりますが、アーティストさんには身体の位置や目線をかなり調整いただきました(先生が頑張って下さいました!)。
多頭の場合、2匹がカメラ目線にならない場合もありますよね。
もちろん、1枚でもお写真があれば制作は可能ですが、参考写真が複数枚ある場合は、今回のような微調整もお話し合いによって可能です。
※作家によってアレンジの幅は異なります。ご相談ください。
アーティストからのメッセージ
参考写真のタイトルに「シンクロ練習!」とあったように、2匹ちゃんが重なって寄り添っているポーズが何とも可愛らしいお写真からの制作に。
動物の肖像画は、“目線”が大切で、鑑賞者であるご家族と目が合うように、お顔の角度と視線の先に気をはらいながら描きました。
また、背景は、いただいたお写真の中にあった窓辺の2匹ちゃんの写真と、その陽射しを参考に…少し象徴的な印象ながらも、くつろぐ様子を絵にしたいと思って、あえて空間を多めにとっています。
参考写真では、室内の照明下の様子だったので光と影の部分では少し苦労したものの(笑)、ご希望に添えるよう、何度も調整しながら描きました。過去に撮影いただいていたさまざまなシーンの(大量の!)思い出写真が表情の参考に役立ちましたね(*^^*)
それぞれのワンちゃんの性格が伝わってくるお写真ばかりで、ご家族の愛情を感じながら描くことができたのも良い経験です。気に入っていただけたら嬉しいです。
アーティスト:misa
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作品完成後にいただいたお客さまの声
2020年9月11日14時30分、我が子よんよんは虹の橋を渡ってしまいました。
その後なかなか悲しみを乗り越える事も出来ず、今までの人生の中でこんなに辛いことはなかったと感じておりました。
そんな折、よくふたりを連れてきた元町にて、思い出を散策しておりました。
夫婦無言で歩いていましたが、ふと、ほんのわずか、【ペット肖像画】という文字とモノクロの写真のような映像が眼に飛び込んでまいりました。
話を伺ってみると鉛筆画との事でとても驚きました。絵画に殆ど興味を示すこともなく、画廊などという場所にも無縁でした。
本当に鉛筆で描いたのかと思うほど繊細なタッチに魅了され、くーすけとよんよんを描いていただきたくなり、すぐに依頼させていただきました。
数ヶ月後、仕上がった肖像画を拝見致しました。
衝撃、驚愕、何と表現したら良いのでしょうか。
絵の中にいるふたりに生命の息吹きを感じるではないでしょうか。どんなに忖度しても、どんなにお金を使っても、絶対に逢うことは出来ないと、自分自身に言い聞かせておりました。
しかし目の前に二人がいる!そんな感覚を感じました。思わず涙してしまったほどです。
モノクロの鉛筆画なのに、我が家のリビングの窓際で、日向ぼっこして微睡んでいるふたりの記憶が蘇りました。すごく暖かみを感じました。
プロの写真家、プロの画家とは、眼で見る以上の情景を描く事ができるのだと、改めて認識しました。
この先、私も一日毎に老いてきており、いつかは人生の幕を閉じることになるのでしょう。
私は、生きている限りふたりのさまざまな場面を描いていただき、いつも心の中にふたりを宿して生きていきたいと心から思いました。
担当スタッフからのメッセージ
巡り会えたタイミングにも大変な縁を感じる、胸がギュッとなるご依頼でした。
お別れが済んだワンちゃんの場合、参考写真が限られる中で制作にあたるのですが、今回は、お客さまにたくさんのお写真をご用意いただけました。
ありがとうございました。
それが故に、打ち合わせの際には、
「どの写真も思い出深く、かわいい…」
と、1枚に絞るのに時間を費やしましたが(笑)、どの表情も“ウチの子”。
選べないお気持ちがわかります…!
最終的に、一層「絵になる」と感じた、くー&よんちゃんの“シンクロ写真”にドラマを見出し、ペット肖像画にとおすすめして、お客さまと構想していきました。
今作の見どころの1つに、背景描写があります。
くー&よんちゃんに降り注ぐ光、“天使の梯子(エンジェル・ラダー)”がドラマを誘います。
絵画表現においてはレンブラント光線という愛称でも知られるこの演出。
優し気な明度で仕上げられ、ひだまりの匂いや印象をもたらすとともに、動物たちの生命感を高めてくれています。
心をポカポカあたためてくれるこちらの作品、担当命名のタイトルは『ひだまりの中で』。
くー&よんちゃんの息吹が聞こえてくるようです。
無彩色と言われる鉛筆絵画ですが、このように、明暗の幅で“温度”を感じられる1作に仕上がります。
ただ単に写真を写すだけではなく「絵になる絵画」として仕上がった、すてきな作品です。
担当スタッフ:H
【鉛筆画】ペット肖像画 完成写真ギャラリー
ペット肖像画情報
■画材/サイズ
鉛筆画/A3サイズ
■製作年
2021年
■在住
神奈川県横浜市
■ペットプロフィール
犬:チワワ ロングコート/くーすけ君♂(享年15歳)
犬:チワワ スムース/よんよん君♂(享年16歳)
※絵柄のもとになった参考写真は、くーすけ君7歳、よんよん君3歳の頃の写真です。
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